東京都杉並区にある一般・美容皮膚科 荻窪上田クリニック

営業時間 10:00~17:00 (金曜定休)
土曜 10:00~13:00 日曜/祝日 9:00~12:00

美容皮膚科

美容皮膚科についてGeneral

医療レーザー脱毛について

img01

当クリニックでは CANDELA社製GentleLASE Pro・U を使用し、レーザー認定医による診察を行ったうえで施術します。
施術回数は、ワキの場合で3ヶ月に1回を約5回行うことで多くの方が終了します。
施術時に軽度の痛みがあるため、レーザー照射とほぼ同時に冷却ガスの照射と、施術後にクーリングも行います。

施術を受ける前に不安があるために、まず相談をしたいという方は、通常の受診をしていただければご説明いたします。
詳しい内容につきましては、各々の方で異なりますので、お電話、メールでのお答えは行っておりません。
診察時に皮膚の状態を確認した上で、ご説明いたします。
わき、顔、手足など全ての部位にも行うことができ、治療後の処置も必要ありません。

ニキビ・毛穴

img02
ケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは、AHA(アルファハイドロキシ酸)などにより、皮膚最外層の角層を取り除き、かつ、皮膚内部の細胞に刺激を与えることにより、皮膚の状態を改善させる方法です。
この方法が適応となる状態は、にきびやくすみ、しみなどです。 にきびは、毛穴が老廃物によりふさがることにより、皮膚の状態が悪くなります。

この、老廃物をピーリングにより取り除くことで、皮膚症状が改善されます。
また、くすみやしみに対しては、角層の新陳代謝を良くすることで、メラニン色素が早く除去され、さらに、ピーリング剤がメラニン生成に必要な酵素を抑制するために、美白効果が得られます。

注意事項としては、酸により角層を除去するので、軽度の刺激があることと、皮膚の弱い方では炎症を生じる可能性がありますので、施術前に診察し、その日の皮膚の状態によりピーリングの強さを決めます。
ピーリング後に、ビタミンCのイオン導入を行うとしみ、くすみに対してより効果が上がります。

ビタミン導入

ビタミン導入といわれていることが多いのですが、正確には、「イオン導入法を用いて水溶性ビタミンを皮膚深部へ浸透させる。」ことをさしています。
イオン導入法とは、微弱な電気により皮膚に塗布した物質をイオン化させ、本来は角層により浸透しづらい物質を浸透させる方法です。

当院では、ENVIRONの製品を用いて、しみ、にきびなどの改善や、ハリと潤いを与える目的でビタミンA、ビタミンCを含むイオン導入法を行っております。
さらに、イオン導入はケミカルピーリングと組み合わせると、より効果が上がります。

ニキビあと

ニキビあとと呼ばれるものには大きく分けて三種類あります。

色素沈着

ニキビができたあとが、黒ずんでシミになったもの。レーザーではとれないので、ピーリングやビタミンC導入が最もよい方法です。

赤み

ニキビが治って平になったのに、赤みだけがいつまでも続くことがあります。ビタミンCイオン導入やレーザー治療が有効です。

陥没

ニキビができたあとに、毛穴が開いたまま残ったり、クレーター状にへこんだもの。
ピーリングもしくはフラクショナルレーザーを用います。

シミ

img04
Qスウィッチアレキサンドライトレーザー

キャンデラ社製の最新レーザーを導入いたしました。波長 755mm 、パルス幅 50ns 、 3mm spot : 5~10 J/cm 2 の出力で、最大1秒間に 5 shot の照射が可能なレーザー装置です。
しみ(老人性色素斑)や雀卵斑、タトゥー、太田母斑などの色素性病変に有効です。太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性異物沈着症では保険適応があります。

しみ治療の最も有効な手段なのですが、美白剤やピーリングなどのしみ治療と違い、治療時に痛み(輪ゴムではじかれる痛み)とレーザー照射後に約1週間のテープ保護が必要になります。

Qスウィッチアレキサンドライトレーザー 当クリニックではピーリングとイオン導入の間にレーザー照射を行うことをお勧めしています。
ピーリングにより不要な角層を除去し、そこにレーザーを照射します。その後にビタミンパックを行い、レーザー照射による皮膚のダメージを改善させます。

ハイドロキノン

美白剤として医療機関で最も多く使用されているのが、ハイドロキノンです。
以前は各クリニックの自家製剤であったのですが、薬事法改定により化粧品として販売することが可能となり、化粧品販売会社や製薬会社が製造販売すくケースが増えてきました。

色素を作るメラノサイトに作用し美白効果が得られるのですが、正常皮膚への障害もあることから、十分な美白効果の得られる濃度を含んだハイドロキノン製剤は、医療機関で販売されています。

当クリニックではロート製薬社製の「DRX」を扱っており、3ヶ月から半年間の使用により、徐々に効果が得られます。
レーザー照射や、ピーリングと合わせて御使用いただくとより効果的です。

ケミカルピーリング

α―ヒドロキシ酸( AHA )は、皮膚の不要な角層を取り除きターンオーバーを亢進します。

これによりくすみの改善が得られ、さらにメラニンの産生を抑え、コラーゲンや弾性線維の活性化を生じ皮膚に張りをもたせる効果もあります。
レーザー治療の適応にならない「肝斑」にも有効な方法です。

シワ治療について

img05

しわには 表情筋によってできるもの、老化によって生じるもの、乾燥などから生じる細かいしわがあります。 表情筋によってできるしわの代表は眉間、額、目じりなどのしわです。
まずはキュテラ社製タイタンにより真皮層内にある繊維芽細胞を刺激しコラーゲンを増殖させしわをふっくらさせます。

その後良い状態を維持させるため「エンビロンの角質ケアトリートメント」や「ビタミンのイオン導入」を定期的に受けられることをおすすめします。
老化によってできるしわは常時くぼみが存在するので下から押し上げてあげる必要がありヒアルロン酸の注射の適応となります。

表面の細かいしわは表面のキメの細かさや乾燥の問題であり「エンビロンシリーズ」による日常のスキンケアでビタミンAとCを十分に摂取する必要があります。

さらにこれらのビタミンが豊富な「エンビロンのフェイシャルトリートメント」や「ビタミンのイオン導入」、スペシャルケアとしてお肌のハリ・ツヤ・キメを整えコラーゲンを増殖させる「IPL」を行なうことで改善が期待できます。

くすみ

くすみの原因は大きく2つに分けることができます。肌のくすみは肌質そのものの色合いが黒っぽくなってしまう場合と、 若い時期にあったツヤ感が失われてしまうために輝きを感じられなくなってしまう場合が考えられます。 色合いが悪くなる場合のくすみの原因としては、「メラニン色素の沈着」、「血行不良」の2つがあげられます。

「メラニン色素の沈着」とは、紫外線の影響によって引き起こされています。肌の奥に色素が沈着してしまうと、顔全体が黒っぽくなり、くすんだように見えてしまうのです。

「血行不良」では、顔内部を流れる血行が悪くなってしまうことで本来の自然な赤みが失われ、顔全体が黒っぽく見えるようになってしまいます。

そして、顔のツヤ感の喪失によるくすみは、「老化(シワやたるみ)」、「古い角質の沈着」の2つが主な原因です。「老化」によるシワやたるみが起きると、顔に凹凸が増えて影できてしまいます。これが顔全体の印象を暗くしてしまっているのです。
また、「古い角質の沈着」では肌の新陳代謝が遅くなることにより、肌全体が乾燥したカサカサの状態となってツヤ感のない肌に見えてしまいます。これらの関係により、くすみが見られるのです。

赤ら顔

img07

毛細血管拡張、赤ら顔には 真皮上層の拡張血管へ作用するYAGレーザーがおすすめです。

赤ら顔を序々に改善する効果が期待できます。

AGA

男性型脱毛症とはアンドロゲン性脱毛症(AGA:androgenic alopecia)とも言われ、最近ではテレビのCMでも放送されているので、耳にした人も多いことだと思います。症状は思春期以降にだんだんと脱毛が進行していきますが、その抜け方にはパターンがあり前頭部から軟毛化がみられ、前額部の生え際が後退していくM型と、頭頂部から軟毛化がみられ、毛髪が脱落していくO型があり、それらが単独あるいは同時にみられます。

AGAの原因

薄毛の原因となる毛母細胞の働きを抑えてしまうDHTという強力な男性ホルモンの作用やや遺伝が関係しています。

AGAの症状

思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、薄くなり進行していきます。細くて短い髪の毛が多くなり毛髪の密度が低下して、全体として薄毛が目立ち始めるようになります。

AGAの治療法

AGA(男性型薄毛症)治療にはプロペシアとザガーロいう飲み薬が中心になります。男性ホルモンのテストステロンを、より強力な男性ホルモン(DHT)に変換する作用のある酵素の働きを、阻害する作用があり、薄毛・抜け毛の進行を抑制し、発毛を促進させます。

プロペシアはAGAに有効な治療薬として、すでに世界60カ国以上で処方されている実績があり、3年間の服用で、98%という非常に高い有効率が報告されています。 その他にも、塩化カルプロニウムという育毛剤で使われる血管拡張成分のあるアロビックスという薬を補助的に使用することもあります。 プロペシアとの併用で作用の増強が期待できます。頭皮の血管を拡張し血流をよくして、毛乳頭への栄養補給を助けて、毛髪の成長を促す作用があります。

注意点として塗布直後に全身発汗、まれに寒気、吐き気、嘔吐等が現れることがあるので、異常が認められた場合には使用を中止し、水で洗い流してください。

プロペシアとは

プロペシアの成分のフィナステリドは本来、前立腺肥大や前立腺癌の治療薬として開発された医薬品ですが、副反応として発毛がみられたことから発毛剤に使用されるようになりました。プロペシアは、日本では2005年に万有製薬から発売されました。 プロペシアはAGAに有効な治療薬として、すでに世界60カ国以上で処方されている実績があり、三年間の使用で、98%という非常に高い有効率が報告されています。

飲み方

成人男性が1日1回1錠を決まった時間に、内服します。毎日継続することが必要です。3カ月くらいで抜け毛の減少効果が出てきて、実感するまでには6ヶ月前後の内服の継続が必要です。通常、6ヶ月くらいで脱毛の進行が止まり、増えてくる方は増毛し始めます。

ピアス

いまやアクセサリーの定番でもあるピアスですが、ショップや自分自身で穴をあけ、その後の処理を怠ったがために、化膿や金属アレルギーになってしまった例も珍しくありません。
安心してピアスを楽しむためにも、安全でアフターケアもしっかりしている医療機関での穴あけをおすすめします。

ほくろの除去治療について

img10

ホクロは大きさ、形、部位によって治療法が異なります。
治療法を大きく分けると手術(保健適応)とレーザー(保健適応外)になりますが、手術・レーザーそれぞれに様々な方法があります。

当クリニックで行う治療は ①手術(単純切除、電気メス焦灼術) ②炭酸ガスレーザー治療 ③Qスイッチアレキサンドライトレーザーです。

それぞれの治療法を症状に合わせて選択いたします。 まず、相談をしたいという方もお気軽に受診してください。
ホクロ治療は症状により治療法が異なりますので、「レーザーでホクロをとりたい」とお考えの方も、まず一度、一般診察を受けられることをお勧めします。